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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年1月16日 シドニー Whatmore康子

豪:加Kirkland Lake Gold社、VIC州Fosterville 金鉱山の2019年生産量が目標値を上回り619千ozに

 2020年1月10日付けの地元メディアによると、加Kirkland Lake Gold社は、VIC州で操業するFosterville金鉱山の生産量が2019年通年で619,366ozと、目標値の570~610千ozを上回り、2019年10~12月四半期の生産量も前年同期比21%の191,893ozと、過去最高水準となった。同社の豪州とカナダにおける2019年の金生産量は前年比35%増の974,615ozとなり、こちらも同社が操業を開始して以来の最高値を達成した。同社のTony Makuch CEOは「2019年10~12月四半期のFosterville金鉱山におけるAu品位は平均50g/t弱と、過去におけるどの四半期よりも群を抜いて高く、これが我が社の全体的なAu生産量の増加に貢献した。」と述べた。同社が2019年12月に行った発表によると、同鉱山では坑内試錐によりSwan Zoneの高品位鉱体が80m延長することを確認したほか、Swan Zone下方延長950mに位置するLower Phoenix Systemにおいて中~高品位の鉱体を捕捉している。また、同社はNT準州のCosmo金鉱山における探鉱も引き続き行い、最近では高品位のAu鉱床が発見されたとしている。Kirkland Lake Gold社は、現在、豪州を襲う山火事は同社の操業に影響を与えていないとしており、山火事被害の救済として1mA$を寄付した。

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