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ニュース・フラッシュ

鉱種:
グラファイト
2020年1月16日 シドニー Whatmore康子

豪:EcoGraf社、WA州Kwinanaにおけるグラファイト処理施設建設計画でGR Engineering社と基本合意書を締結

 2020年1月13日付けの地元メディアによると、豪EcoGraf社(2019年10月にKibaran Resources社より社名を変更)はWA州Kwinanaで進めるグラファイト処理施設の建設計画において、豪GR Engineering社とエンジニアリング、調達、建設を委託する基本合意書(LOI)を締結した。EcoGraf社はこのグラファイト処理施設について、当初22.8mUS$を投じてバッテリー品質グラファイトの生産能力5千t/年の施設を建設し、その後49.2mUS$を追加投資して生産能力を20千t/年に拡張する計画で、税引き前NPVが141mUS$、IRRが36.6%、EBITDAが35mUS$/年と試算している。同社は現在、6.7haに及ぶグラファイト処理施設用地の取得において、WA州政府の土地開発機関と最終的な話し合いの段階に入っている。

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