閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2020年1月20日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:ワールドクラスのManonoリチウム・錫鉱床、電力供給に目途

 2020年1月15日付け豪AVZ Minerals社の発表によると、同社現地子会社がDRコンゴ・水資源エネルギー省とMOUを締結し、Luvua RiverのMpiana-Mwanga水力発電所(Manonoリチウム・錫プロジェクト(同社65%シェア保有)の東南東85kmに位置)の改修に係るFSを行う。同水力発電所は、最大54MWの発電能力を持ち、ディーゼル発電より遙かに安価に電力を賄うことができる。AVZ Minerals社Managing Directorによると「Manonoプロジェクトは完全にグリーン案件であり、今回の発電所の電力により、プロジェクト全ての設備の運転とManonoタウンサイトに十分な電力を供給できる」とした。同プロジェクトは、リチウム鉱床として世界で5番目の規模のペグマタイト鉱床である。タンザニア・Dar es salaam港まで鉄道を敷設し、精鉱を出荷する計画である。

ページトップへ