中国：湖南省、鉱業界のグリーン成長を図るため採掘権付与を厳格化

　現地報道によれば、湖南省が2019年に新規承認した採掘権は487件となり、全体の採掘権の件数は2018年初めの5,496件から5,009件に縮小した（2018年4月12日付 ニュース・フラッシュ：中国：湖南省、自然保護区内の採掘権を全面的に排除参照）。
　湖南省自然資源庁鉱産資源保護監督処の責任者によると、中央政府より2.7億元を得て、545か所の休廃止鉱山に対し生態復旧事業を展開したほか、湘水流域及び洞庭湖生態保護復旧工事を25.98億元かけて行った。また、湘水流域の露天掘り非金属鉱特別整理整頓作業を行い、59か所の鉱山を閉鎖し、29社に対する改善整頓を行った。湖南省自然資源庁は、省内鉱業界のグリーン成長を図り、2020年鉱産資源の実情調査を行い、新規鉱物資源計画の作成事業を行い、鉱業権参入許可リスト制度や鉱業投資のブラックリストの制度設立を検討する。