閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2020年1月29日 シドニー Whatmore康子

豪:Galaxy Resources社、WA州Mt Cattlinリチウム鉱山の操業を2019年12月より一時休止

 2020年1月24日付けの地元メディアによると、豪Galaxy Resources社は、同社のWA州Mt Cattlin Li鉱山の操業を2019年12月中旬から一時休止しており、2020年2月には同鉱山における発破、粉砕、選鉱を再開する一方で、採掘は同年3月まで再開の見通しはないことを明らかにした。同社のSimon Hay CEOは、同鉱山の完全操業停止については否定している。同社はMt Cattlin鉱山における2020年の操業について、プラスのキャッシュフローを生み出すためにも鉱石採掘量を1.6~1.8百万m3と採掘能力の60%減とし、Li精鉱生産量を2019年の約192千dmtから約50%減の90~105千dmtとするとしている。また、同社は2019年10~12月四半期に同鉱山で光学選鉱施設のパイロット試験を実施し、Liの含有度が高い鉱石から70%以上の玄武岩を除去することに成功しており、2020年1~3月四半期末までにこの施設の稼働を開始して、玄武岩含有率の高い貯鉱の選鉱を開始するとしている。

ページトップへ