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2020年1月29日 シドニー Whatmore康子

PNG:Bougainville自治州Momis首相、「豪RTG社のPanguna銅・金鉱山JVパートナーは地元地権者でない」と批判

 2020年1月23日付けの地元メディアによると、PNGのBougainville自治州Momis首相は、豪RTG Mining社による豪州証券取引所(ASX)への公表内容の、同自治州Panguna銅・金鉱山の再開に向けたJVパートナーである特別採鉱リースOsikaiyang土地所有者協会(SMLOLA)がPanguna鉱山の鉱物を所有する慣習的地権者であるとしたことについて、「ASXに誤解を与えている」として批判した。同首相は、SMLOLAはPNG政府が主要株主でBougainville自治州も共同出資するBougainville Copper(BCL)社がPanguna銅・金鉱山のオペレーターであった際に設立されたものだが、これは重大な誤りであったとし、同自治州政府は、SMLOLAを含む同鉱山と関連する地権者グループを全て違法或いは無効とする手続きを開始したと述べた。一方、SMLOLAはSMLOLA自体でなく、その構成メンバーが慣習的地権者であるため、自治州政府の声明は誤っており、根拠がないと反発している。

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