豪：Fortescue社、2019年下半期の鉄鉱石輸出量が88.6百万tと自社最高記録を達成

　2020年1月31日付けの地元メディアによると、Fortescue Metals Group（FMG）社は、同社のWA州Pilbara地域における鉄鉱石鉱山の輸出量が2019年10～12月四半期に前四半期比9％増の46.2百万tとなり、2019年下半期（7～12月）の輸出量を88.6百万tにまで押し上げ、同社最高記録を達成した。同社の2019年10～12月四半期における鉄鉱石生産コストは平均12.54US$/wmtと、前四半期比4％の削減が達成され、Elizabeth Gains CEOは、輸出量の増加と自動運転トラック（AHS）の導入がこれに貢献したと述べた。Fortescue社は、Christmas Creek鉄鉱石鉱山ではトラック運搬を既に全自動化しており、同鉱山に近接するCloudbreak鉄鉱石鉱山でも全自動化が間近である。また、同CEOは中国のHebei（河北）港が新型コロナウィルス感染症の流行によって閉鎖されていることについて、「我が社は、中国顧客から鉄鉱石出荷を先延ばしにする要請を受けるなどといった影響は受けていない」とコメントした。