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2020年2月4日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:PTFIの国内新規製錬所建設は2020年第2四半期から本体建設工事に着手

 2020年1月20日付け地元メディアによると、Papua州Grasberg銅・金鉱山を操業するPTFI(PT Freeport Indonesia)のTony Wenas社長は1月17日、東Java州Gresik・Java統合工業港湾団地(JIIPE)において進めている新規銅製錬所建設について、2020年第2四半期に本体建設工事に着手できる見通しであると述べた。現在は土地の造成工事を行っており、政府の2019年7月末の最新評価では進捗率は目標の2.76%に対し3.21%となっている。なお、本工事の総事業費は3bUS$で、2019年7月までに151.7mUS$を投資している。製錬所は2023年中の操業開始が目標、鉱石処理量は2百万t/年の計画である。
 また、2020年1月27日付け地元メディアによると、Grasberg銅・金鉱山は2020年、坑内採掘により採掘量30千t/日を計画している。同鉱山は現在、露天採掘から坑内採掘への移行期で、今後は採掘量を増加させ、2023年には最大で平均130千t/日となる見通しである。

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