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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2020年2月4日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:2019年のニッケル鉱石生産量及び輸出量が急増

 2020年1月23日付け地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省は、インドネシアの2019年のニッケル鉱石の生産量及び輸出量が急増したことを明らかにした。同省Yunus Saefulhak鉱物事業開発局長は、生産量が2018年の22.14百万tから138.3%増の52.76百万t、輸出量が2018年の20.07百万tから50.4%増の30.19百万tだったと述べた。2020年1月からのニッケル鉱石の再度全面輸出禁止措置の前倒しが決定されたことにより輸出量が増加したものとみられるが、2019年の輸出割当量合計の30.83百万tは超過しなかった。
 なお、ニッケルマットの2019年生産量は前年比13.3%減の65.01千t、輸出量は同15.2%減の64.21千t、フェロニッケルの2019年生産量は同92%増の1.1百万tNi、輸出量は同74.5%増の1.0百万tNi、ニッケル銑鉄の2019年生産量は同114.37%増の692.42千t、輸出量は同59.82%減の130.17千tであった。

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