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ペルー:Plateau Energy社、Falchaniリチウムプロジェクト予備的経済評価の結果を発表
2020年2月6日付け地元紙によると、Plateau Energy社は、Falchaniリチウムプロジェクト(Puno州)における予備的経済評価(PEA)の結果を発表した。
本プロジェクトはFalchani鉱区とOcacasa4鉱区により構成されているが、このうちOcacasa4鉱区に関しては、鉱区維持料の支払いの遅れが原因で鉱区失効となり、Plataeau Energy社の子会社Macusani Yellowcake社による不服申し立てが行われている。
このため、本PEAでは基本ケースと代替ケースが示され、基本ケースはFalchani鉱区、Ocacasa4鉱区の双方を、代替ケースにおいてはFalchani鉱区のみを考慮したプロジェクトの実施計画が示されている。
このうち、基本ケースにおける初期投資額は587mUS$と見込まれている。また、マインライフはおよそ33年間で、採掘フェーズは3期に分けられ、炭酸リチウム(Li2CO3)の生産量は第1期(1~7年目):23千t/年、第2期(8~12年目):44千t/年、第3期(13~33年目):85千t/年となる見通しが示されている。
一方代替ケースにおいては、初期投資額は基本ケースと同じ587mUS$である一方、マインライフはおよそ26年間、採掘フェーズは2期から成り、炭酸リチウム(Li2CO3)生産量は第1期(1~7年目):23千t/年、第2期(8~12年目):41千t/年となる見通しが示されている。
