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2020年2月12日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、従業員の男女雇用均等化への働き掛けを加速、コントラクター企業や納入業者にも拡大

 2020年2月6日付け地元メディアによると、BHPは2016年に設定した「2025年までに、直接雇用による従業員2.6万人のうち半数を女性とする」という目標の達成進捗において、女性従業員の占める割合が現在は24.5%と、2016年当時の17.6%から増加した一方で、2019年における増加率は2.1%と、同社の年間目標値3%を下回った。BHPは現在、この目標値達成を加速化するため、総労働者数7.2万人の60%を占めるコントラクター企業や納入業者に、同社と同様の男女雇用均等化を図るよう呼び掛けている。一方、豪連邦政府Workplace Gender Equality Agencyの最新調査では、豪州の鉱業は、労働者総数20万人のうち女性の占める率は17%と、国内で最も男性比率の高い産業であることが明らかになっている。

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