チリ：2019年チリ銅生産量は前年比0.8％減の5.78百万t

　2020年2月8日付けで地元メディアは、Cochilcoが発表した2019年チリの銅生産量について、前年比0.8％減の5.78百万tであったと報道した。CODELCOの生産量は5.6％減少し、前年の1.8百万tから過去11年間で最低の1.7百万tに、Escondida鉱山は鉱石品位低下が原因で、2018年の1.24百万tから4.4％減少し1.18百万tであった。El Abra鉱山（10.3％減）、El Tesoro鉱山（12.4％減）なども大幅に減少した。一方、Collahuasi鉱山（565千t）、Los Pelambres鉱山（375千t）は前年並みの生産量を維持したほか、Zaldivar鉱山（22.9％増）、Esperanza鉱山（25.8％増）、Spence鉱山（9.6％増）、Candelaria鉱山（9.5％増）などで生産量が増加した。