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スイス:Glencore、Samsung SDI社と5年間の水酸化コバルト供給契約を締結
2020年2月10日付けのプレスリリース等によると、スイスGlencoreは韓国Samsung SDI社と5年間の水酸化コバルト供給契約を締結した。この契約の下で、Glencoreは2020年から2024年まで間に最大21千tの水酸化コバルトに含まれるコバルトをSamsung SDI社に供給する。これによって、Glencoreは同社における2019年生産量の45%、2020年想定生産量の63%に相当するコバルトをSamsung SDI社に供給することになり、この供給は主にGlencoreのDRコンゴ・Katanga鉱山から行われると見られる。なお、GlencoreのDRコンゴにおける操業は、Responsible Minerals Initiative(責任ある鉱物イニシアチブ)により定められた「Cobalt Refinery Supply Chain Due Diligence Standard(コバルト製錬所サプライチェーンデューデリジェンス基準)」に照らして毎年独立して監査されることで両社が同意している。
