ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- ニッケル
PNG:Ramu Nico社、Ramuニッケル鉱山による環境破壊を理由に集団提訴を受ける
2020年2月10日付けのメディアによると、中国国営のMetallurgical Corporation of China(MCC、中国冶金科工)社が所有するRamu Nico社は、Madang州で操業するRamu Ni鉱山が地元の環境を破壊したことにより5.3bUS$相当の損害が生じたとして、州政府、地元住民、科学者、首長などを含む合計7,000人以上から集団提訴された。Ramu Ni鉱山のBasamuk Bay選鉱場では、2019年8月に200千Lの有害な廃滓スラリーが流出する事故が起き、これによって地元Basamuk Bayの海岸や海水が赤く変色し、海洋生物が大量死したとされる。原告側は提訴の理由について、同鉱山が長年に渡り環境破壊を及ぼしているためとしている。
