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豪:豪連邦Keith Pitt資源大臣、「豪州は社会サービスへの支出と生活水準の向上のため石炭・ガス・ウランの輸出増加が必要」
2020年2月12日付の地元メディアによると、豪連邦Keith Pitt資源大臣は就任に際し、豪州のエネルギー資源輸出を更に拡大することに大臣の立場を活用することを公約し、「豪州の社会サービスへの支出確保や生活水準の向上のためには、石炭やガス、ウランの輸出を増加させることが必要である」と述べた。同大臣は、豪Santos社がNSW州Narrabriで進める炭層ガスプロジェクトを支持する姿勢を示しており、同プロジェクトは同州におけるガス需要の半分以上の供給が可能で、製造業を支えるほかガス価格の値下がりも実現するだろうと述べた。また同大臣は、VIC州政府が同州陸上での在来型天然ガスの生産を一時禁止し、非在来型ガスのフラッキングによる生産は永久禁止していることについて、「豪州でガス田が開発されなければ、国内の製造業の多くが海外からの外部調達に頼るようになるため雇用が縮小し、ガス価格も値上がりする」と、批判した。
