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ニューカレドニア:ValeのGoroニッケルHPAL精錬所の売却入札、3社が買い手候補に
2020年2月14日付けのメディアによると、伯Valeが95%の権益を保有し、現在は売却の入札プロセスを実施しているGoro Ni HPAL精錬所の買い手として3社が名乗りを上げている。同精錬所の最高責任者は、これら企業の名を明かすことは避けたが、2020年6月には売却が完了する予定だとしている。一方、南部州Sonia Backes知事は、地理的戦略面からも仏本国がどの企業が買い手となるかを注視するだろうと述べた。Valeは、同精錬所の売却に伴い総額120mUS$を投じて操業改善を実施し、電気自動車(EV)向け電池に需要のある水酸化Niの生産を優先するほか、年間2百万tのNi鉱石の輸出も計画中だが、この輸出のためにはニューカレドニアの鉱業法が改正される必要性がある。
