英：Hypervine社、鉱業におけるブロックチェーンと衛星データの連携プロジェクトを開始

　2020年2月17日付けのメディア情報によると、英国のスタートアップ企業のHypervine社は、鉱業における探鉱の効率性改善のための衛星データ活用サービスを開発するため、欧州宇宙機関（ESA）が共同出資するプロジェクトの開始を発表した。Hypervine社はブロックチェーンのデータベースを通じて、衛星から収集した情報の正確性を保証できるようにし、これによって鉱業会社が地形、液体、鉱物、密度の測定値などの衛星から得られる情報を活用し業務の監視を強化できるようになる。同社のシステムを実装すれば、調査や計画時の正確性の向上や、コスト、誤差、地上チームの潜在的リスクの削減だけでなく、操業効率性の向上と二酸化炭素削減を通じてより広範な環境保全が可能となる。