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豪:豪州鉱物資源評議会、VIC州政府に金に対するロイヤルティ課徴の廃止を要請
2020年2月20日付けのメディアによると、豪州鉱物資源評議会(MCA)はVIC州政府に対し、2020年1月1日より同州で発効となった金に対する2.75%のロイヤルティ課徴を廃止するよう要請した。MCAのVIC州James Sorahan事務局長は「金へのロイヤルティ課徴は、鉱業事業を行う上で安定した地域というVIC州の評判を傷つけ、同州における鉱業労働者の将来的な雇用に悪影響を及ぼす。」と述べた。MCAは2019年、VIC州政府に対しロイヤルティ制度を見直し、金鉱山の探鉱費用をロイヤルティと相殺するよう要請していたが、同州Tim Pallas財務大臣は、「VIC州政府は、州内で採掘される鉱物からVIC州民が正当な利益を得ることを確かとするための政策を変えるつもりはない。」と述べていた。
