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2020年3月2日 ジャカルタ 南博志

フィリピン:MGBが閉鎖された鉱山に対する措置についてガイドラインを通達

 2020年2月6日付地元メディアによると、フィリピン環境天然資源省鉱山地球科学局(MGB:Mines and Geoscience Bureau)は、閉鎖された鉱山における環境の修復等の措置及び維持のプログラム(CMP:Care and Maintenance Program)について、その実行に必要なガイドラインを制定し通達した。CMPは、鉱山閉鎖後の環境保護及び当事者の関与・労働者への手当を確保するために策定されるもので、当該閉鎖鉱山の安全・健康への危険性、環境・社会への影響、それらの緩和手法及び実施予算等を含むよう規定されている。鉱山の鉱業権者等は、閉山後30日以内にMGBにCMPを提出して承認を得る必要がある。また、CMPに必要な資金はMGBに納付した保証金(FMDRF:Final Mine Rehabilitation and Decommissioning Fund)から拠出されることになる。

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