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その他:Rio Tinto、2050年までの新たな炭素排出量削減目標値を達成のために今後5年間で1bUS$を投じると発表
2020年2月27日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは2018年の二酸化炭素排出レベルに対し2030年までにScope1及びScope2の排出量を15%、単位生産量当たりの排出量を30%削減し、カーボンニュートラル(事業活動から排出する温室効果ガスの総量を、排出削減・吸収によって相殺すること)の元での事業成長を実現すること、そして2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとするという新たな目標を設定し、この達成のため今後5年間に1bUS$を投じると発表した。この金額規模は、ライバル企業であるBHPが2019年7月に発表した、今後5年間の気候変動対策の投資額400mUS$の2倍以上となる。Rio TintoはScope3の排出削減目標値を設定しておらずこの点ではBHPと異なるが、二酸化炭素排出量の実質ゼロ化に関してはBHPも21世紀半ばまでの達成を長期目標として掲げている。
