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中国:Rio Tinto、「新型コロナウィルス肺炎流行も我が社製品への中国需要は衰えず」と楽観視
2020年2月27日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは、中国における新型コロナウィルス肺炎の流行が、製鉄所など製造業での生産低下や港湾における物資受け入れなどに影響を与えているが、中国政府が物資需要を押し上げる経済刺激政策を実施するとして、同社の製品に対する中国需要は低下しないとの楽観的な見方を示している。Rio TintoのJean-Sebastien Jacques CEOは「我が社は、鉄鉱石の輸出において顧客から船積延期の要請は受けていない。中国政府が、我が社の鉱石を必要とするインフラに多額の支出を行うことは確かであり、この政策が2020年暦年の下半期に功を奏するだろう」と述べた。同CEOは、2020年1月に中国国務院の直属機構であるState-owned Assets Supervision and Administration Commission of the State Council(国有資産監督管理委員会)のHao Peng書記長と北京で対談を行っている。また、同社のSimon Trott最高商務責任者は、中国における一部の港湾ではここ数日間で取引量が急速に正常化していると述べた。
