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DRコンゴ:市民団体がKibali金鉱山のマイナーシェア売却における透明性を求める
2020年2月28日メディアによると、DRコンゴ国営の金鉱山会社Sokimo社が所有する権益を加AJN Resources社に売却するにあたり、一般競争入札が行われていないことに対し、DRコンゴの市民団体や国会議員が懸念の声を挙げている。売却対象の金鉱山の中には、同国最大の金鉱山Kibali鉱山の10%シェアが含まれている。AJN社は既にSokimo社との間で覚書を締結しているとしたが、オペレーターである加Barrick Gold社(45%シェア所有)は売却の承認について完全否定している。一部の市民団体は、本覚書が調印される前にきちんとした評価がなされるべきであり、法律に従って一般競争入札にかけられるべきだったとしている。同国の国家資産はポートフォリオ省が所管しており、同省に取引の正当性の説明を求める声もある。
