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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ
2020年3月9日 ロンドン 倉田清香

その他: World Platinum Investment Council、2020年のプラチナ需給は均衡しており、供給が需要を1.5%だけ上回ると予測

 2020年3月4日付けのプレスリリースによると、World Platinum Investment Council (WPIC) は、プラチナ需給について、2019年第4四半期の動向を踏まえ、2019年の通年実績と2020年の予測を公表した。新しい2020年のプラチナ需給予測では、供給が需要を1.5%(119千oz)だけ上回り、バランスの取れた市場となる見通し。宝飾品は新型コロナウイルスの影響によってプラチナの需要が減少する可能性がある一方で、自動車産業においては二酸化炭素排出量の削減とパラジウム不足への対応によってプラチナの需要が伸びる見込み。2019年のプラチナ供給は、総供給量が前年比1%増、総需要量が前年比11%増となり、供給過剰が2018年の790千ozから65千ozに減少した。

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