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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2020年3月12日 シドニー Whatmore康子

ニューカレドニア:Societe Le Nickel社、Thioニッケル鉱山の操業を再開

 2020年3月10日付のメディアによると、仏Eramet社の子会社Societe Le Nickel(SLN)社は3月2日の週から一時停止していたThio Ni鉱山の操業を再開した。操業の一時停止は、Thio鉱山における従業員の度重なる職場封鎖によって、同鉱山からSLN社がニューカレドニアで操業するDoniambo製錬所への鉱石の海上輸送ができなくなったことが背景だが、現場のリーダーと職場封鎖を行っている下請け企業の労働者との間で話し合いが持たれたことによって、職場封鎖における緊張が緩和したとメディアは報じている。一方、同社がやはりニューカレドニアの東海岸で操業するKouaoua Ni鉱山は、下請け企業の労働者が職場封鎖を続行していることからNi鉱石の輸送が未だにできない状態であるとされている。

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