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豪:エネルギー資源の輸出促進と閉山後の地域コミュニティ発展を目指す2つの共同研究プログラムに連邦政府が出資
2020年3月13日付のメディアによると、豪連邦政府は液化天然ガスや水素などのエネルギー資源輸出促進を目的とした産学官共同研究プログラムであるFuture Energy Exports (FEnEx) CRC の設立に40mA$を拠出することが、豪連邦Karen Andrews産業・科学・技術大臣とKeith Pitt資源・水・北部豪州担当大臣により共同発表された。この拠出額のうち16mA$はLNG Futures Facilityプログラムに充当され、費用対効果の高いLNG生産を目的に、WA州Kwinanaにおいて10t/日の生産能力を持つ超小型LNGプラントを建設するための研究開発費に用いられる。Andrews大臣は、FEnEx CRCでは水素輸出における技術開発と市場の新規開拓も行っていくとしている。また同発表では、閉山または放棄された鉱山の跡地における経済の持続性と地域コミュニティの発展に焦点を当てた産学官共同研究プログラムのCRC for Transformations in Mining Economies (CRC TiME)に、豪連邦政府が29.5mA$を拠出することも明らかにされた。
