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豪:BHP、COVID-19の流行による失業や経済打撃緩和のため1,500人の新規雇用と納入業者への支払い期間を短縮
2020年3月21日付の地元メディアによると、BHPは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で予測される失業急増を緩和するため、WA州、QLD州、NSW州、SA州における鉄鉱石鉱山や銅鉱山、石炭鉱山で、1,500人を新たに雇用する計画を進めている。同社によると、この計画による雇用は機械の運転や生産に携わる作業員、トラックや付随設備の運転手、掘削作業員など約10種の職種において6か月間の契約雇用に基づき行われ、その後一部の職種においては正規雇用に切り替える可能性があるとのこと。BHPは、この雇用計画の評価結果次第で更に雇用数を増やす可能性があるとしている。またBHPは、COVID-19の流行期間において豪州の地域コミュニティを支援するため、小規模または地元地域や先住民の納入業者に対する支払い期間を短縮するとしており、現時点で生じている小規模納入業者に対する未払額の総額100mA$以上を直ちに支払うほか、2020年3月23日の週から1,100社以上の納入業者を対象に、支払い期間を30日から7日に短縮するともしている。
