ペルー：鉱山企業2社が従業員のCOVID-19感染を報告

　2020年3月27日付け地元各紙によると、3月26日、Tinka Resources社（本社カナダ）は、Ayawilca亜鉛・鉛プロジェクト（Pasco州）でCOVID-19陽性反応者が1名確認されたと発表した。本従業員は、9日にリマからプロジェクトサイトに移動後、21日に症状が現れ直ちにリマに救急搬送、24日に陽性が確認された。同社は、既に当事者と同僚社員ら濃厚接触者は自主隔離済みであるとしたほか、エネルギー鉱山省(MINEM)やPasco州保健局との連携のもと、その他従業員や近隣コミュニティに適切な検疫プロセスが行われるよう努めていると報告した。
またCerro Verde社は、3月26日、COVID-19の感染者が1名確認されたと発表した。同社は、感染が確認されたのは管理部門の従業員で、1週間以上前に限定的ながら他の同僚との接触があったとし、これら全ての関係者が保健省（MINSA）の指示に基づく隔離を実施していると説明した。さらに、同社はCOVID-19の感染拡大防止のため、MINSAの規定を履行の上最大限の努力を行うと表明した。