ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- PGM(白金族) クロム ニッケル
ジンバブエ:新型コロナウイルス肺炎の影響で第2四半期の鉱産量60%減少する可能性あり
2020年3月27日付けメディアによると、ジンバブエ鉱業協会が推定したところ、新型コロナウイルス肺炎感染の影響で、同国の第2四半期の鉱産量が減少し、第1四半期の60%になるという。ジンバブエは外貨収入を鉱業に依存しており、影響が大きい。同国はPGM・ニッケル精鉱を南アの精錬所に供給しているが、南アのロックダウンにより精錬所の処理量が大きく低減する。フェロクロム生産者であるZimasco社(中国Sino Steelグループ)は、鉱物価格の低迷により今週から保守管理に入っている。鉱山業界は政府に対し、所得税の免除、現地通貨建てでの税負担の軽減、ロイヤルティ税の免税期間の延長などを要求している。
