豪：Mincor Resources社、WA州Kambalda地域のニッケル鉱山再開におけるDFS結果を公表

　2020年3月25日付けの地元メディアによると、豪Mincor Resources社は、WA州Kambalda地域のNi鉱山再開におけるDFS結果を公表した。本DFSでは、同プロジェクトにおけるCassini鉱山、Durkin North鉱山など5鉱山のNi鉱石埋蔵量は2.3百万t（Ni品位：2.8％、Ni含有量：65.4千t）で、操業再開から5年間において2.5百万tの鉱石（Ni品位：2.9％）を採掘し、Ni 71千t及びCu 5千tを含む精鉱を生産するとの想定で、CAPEXが179mA$、割引率7％における税引前NPVが305mA$、税引前IRRが98％、EBITDAが585mA$、OPEXが3.36A$/lbと試算された。また、同社は現在の資源量対象領域外で、17.6m間で5.0％ Niの試錐結果が1月6日に得られたとしている。同社は、2020年7～9月四半期中の早い時期に最終投資判断を実施し、2021暦年下期に精鉱生産を開始したいとしている。