豪：連邦生産性委員会、資源産業における形式主義的な手続きを減らすことが可能と提言

　2020年3月26日付けの地元メディアによると、豪連邦政府の生産性委員会は、資源産業における規制に関する報告書Resources Sector Regulationの草稿を発表した。この草稿は45件の調査/研究結果と10件の提言が含まれ、形式主義的な手続きや、資源産業の発展や投資に対する障壁を取り除くことが豪連邦・各州/準州政府により可能であるという主旨のもと、これを行う方法について提言している。豪連邦Keith Pitt資源・水・北部豪州担当大臣は同草案の発表を歓迎し、「豪連邦や州政府が、資源産業の成長にとって不要な障壁を引き続き排除していく必要性があることを、タイムリーに再認識させるものだ」と述べ、2020年8月に予定される最終報告書の発表後には、連邦政府と各州/準州政府の審議会Council of Australian Governments（CoAG）を通して各州/準州政府と同報告書の調査/研究結果や提言について協議していくとしている。