豪：QLD州政府、COVID-19の蔓延を防止するため他州からのFly-in Fly-out労働者の入州を「必要不可欠な労働者」を除き禁止へ

　2020年3月31日付けのメディアによると、QLD州政府は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の蔓延を防止するため、同年4月3日よりFly-in Fly-out（FIFO）の勤務体制による労働者の他州からQLD州への入州に対し、「必要不可欠なFIFO労働者」を除き禁止すると発表した。QLD州Anthony Lynham鉱山大臣は、「必要不可欠なFIFO労働者」をQLD州の鉱業法で定められる管理職や専門家などを含む「Critical resources sector employees」であると定義付けている。また、同大臣は「QLD州政府は、資源産業とCOVID-19蔓延防止策について協議を進めている。QLD州における全ての資源プロジェクトは、州間を移動する労働者を対象としたCOVID-19対策プランを州政府の保健機関QLD Healthに提出する予定となっている」とも述べた。今回の禁止令は、QLD州内のみを移動するFIFO労働者には影響を与えない。