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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2020年4月6日 シドニー Whatmore康子

ニュージーランド:Tiwai Pointアルミニウム製錬所、COVID-19対策の一環としてPotlineのうち 1基を休止へ

 2020年3月31日付けのメディアによると、Rio Tintoが80%弱の権益を保有するNew Zealand’s Aluminium Smelter(NZAS)社は、NZ政府からの指示に基づく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、同社が操業するTiwai Pointアルミニウム製錬所における4基のPotlineのうち1基(Potline 4)を休止する作業を週内に開始すると発表した。NZAS社は同製錬所において作業員の配置分離やシフト交替時における作業員同士の接触防止など、COVID-19の感染防止策を取る中、操業安定のために処理量削減が必要であるとし、同製錬所に電力を供給するMeridian Energy社に対し、Potline 4で使用する電力量に相当する50MWの電力供給減を要請したとしている。Meridian Energy社はTiwai Point製錬所の電力消費減は最長6か月間、継続する見込みと表明している。

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