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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト その他 ニッケル マンガン
2020年4月6日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:政府、2023年までの製錬所への投資額を総額20.4bUS$と見積もり

 2020年3月14日付け地元メディアによると、エネルギー鉱物資源省Bambang Gatot Ariyono石炭鉱物総局長は2020年3月12日、2020年から2023年までに最大52か所の製錬所等に対して総額20.4bUS$の投資を見積もっていることを明らかにした。同総局長によると、現在国内の製錬所は17か所であり、ニッケル11か所、銅2か所、アルミニウム2か所、マンガン1か所、鉄1か所である。2023年までにニッケル18か所、銅2か所、アルミニウム7か所、マンガン1か所、鉄3か所、亜鉛4か所が新規に建設される計画である。投資額の内訳はニッケルが合計7.62bUS$、銅が合計4.69bUS$、アルミニウムが合計7.95bUS$、マンガンが23.9mUS$、鉄が合計67.9mUS$、亜鉛が合計35.9mUS$とのこと。
 なお、2020年3月17日付け地元メディアによると、同総局長は2020年3月16日、現在の国内新規製錬所建設の平均進捗率は30~40%であると述べた。また今後、新型コロナウイルス肺炎感染拡大の影響により国内製錬所建設に遅延が発生する可能性があることにも言及した。

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