豪：OZ Minerals社、COVID-19流行も生産に支障出ず2020年1～3月四半期の業績は堅調

　2020年4月16日付けの地元メディアによると、豪OZ Minerals社は、同社の操業や顧客需要はCOVID-19流行にも大きな影響は受けず、2020年1～3月四半期における生産は堅調な結果となり、同社が操業するSA州Prominent Hill及びCarrapateenaの両銅・金鉱山における生産量は、それぞれCu 15,580t・Au 49,049ozとCu 2,495t・Au 5,041ozと2020暦年の年間目標値に沿うものとなった。Carrapateena鉱山における拡張計画のPFSについては予定通りに進んでいるとしている。同社はCOVID-19の影響による2020暦年の生産量及びコストの予測を見直しているが、現在のところそれほど大きな影響は発生していないものの、今後状況が悪化すれば必要な対策を取るとしている。また、同社はCOVID-19の蔓延防止のために各州/準州が実施している州境封鎖による影響を回避するため、Prominent Hill・Carrapateenaの両鉱山における全ての労働者をSA州内に一時的に移動させ、雇用体制を切り替えたとしている。