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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2020年4月22日 バンクーバー 佐藤すみれ

パナマ:Cobre Panamá鉱山、COVID-19による一時操業停止中の現状

 2020年4月19日付け地元紙は、Cobre Panamá銅鉱山において労働者1名がCOVID-19感染により死亡したことを受け、保健省は加First Quantum社に対し労働者の隔離措置を命じ、同鉱山が現在一時操業停止の状況にあることを報じている。同鉱山では犠牲者1名のほか、19日報道の時点で12人の感染が確認されている。現在、労働省及び国家警察と協力し鉱山内の従業員約2,000人の退去を実施しており、そのうち700人がすでに帰宅し、500人が鉱山外のホテルにて隔離中、残る800人は鉱山内での14日間隔離が終了次第、鉱山外に移動するとされている。
 同鉱山の操業停止による経済的影響は甚大であり、800mUS$相当の輸出が停止するほか、政府にとって貴重な財源となる約10mUS$の税収入が一時的に途絶えることとなる。

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