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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年4月23日 シドニー Whatmore康子

豪:IGO社、New Century社の20%株主に

 2020年4月19日付けの地元メディアによると、WA州でNovaニッケル鉱山を操業する豪IGO社は、QLD州Century亜鉛鉱山の尾鉱再処理事業を行う豪New Century Resources社と、同社に20%出資する契約を締結した。New Century社は2020年4月15日、Century鉱山における採掘事業を再開させる資金として、新株式を1株0.1A$で発行することにより20mA$を調達するプロセスを開始していた。しかし、IGO社はNew Century社の株式を1株0.15A$で135百万株引き受け、約20mA$を拠出するとしている。また、New Century社は既存株主に株主割り当て増資による株式を発行することにより、30mA$を調達するともしている。本出資におけるIGO社の目的は、2015年当時に香港MMG社が資源の枯渇を理由に操業を休止した後、尾鉱再処理事業のみが行われていた同鉱山において探鉱活動を再開させ、IGO社の豪州における鉱山事業を拡大することとされている。

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