閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
PGM(白金族)
2020年4月27日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:Amplats、2020年第1四半期の生産実績を報告

 2020年4月23日付けAnglo American Platinum(Amplats)社の発表によると、同社の2020年第1四半期(1~3月期)のPGMの鉱石生産量は、前年同期比7%減の954,800ozであった。主に、新型コロナウィルス感染予防に伴う一時閉鎖が原因であり、この閉鎖による減量分はPGM 61,000ozであった。そのうち、自社鉱山(Mogalakwena鉱山、Amandelbult鉱山、Mototolo鉱山、Unki鉱山)の鉱石生産量については、本年1月初めのEskomの停電とコロナ感染に伴う閉鎖の影響を受けて7%減のPGM 560,100ozであった。また、JV事業については10%減のPGM 188,800oz、他鉱山からの購入精鉱は5%減のPGM 205,900ozであった。精錬PGM生産量は、2月に起きた転炉の事故に伴う生産減を受け、15%減のPGM 743,900ozであり、PGM販売量自体は13%減のPGM 681,300ozであった。事故後、代替とした転炉Phase Bユニットも修理が必要になっていたが、この修理は順調に進んでおり本年5月25日頃には完成する見込みである模様。

ページトップへ