英：Anglo American、2020年第1四半期の生産報告書を公表

　2020年4月23日付けのプレスリリースによると、英Anglo Americanは2020年第1四半期の生産報告書を公表した。2020年第１四半期の生産量は、銅が147千tで前年同期比9％減、プラチナは441千oz、パラジウムは303千ozでそれぞれ同7％減、ニッケルは10.9千tで同11％増、マンガンは843千tで同4％減であった。銅に関しては、チリのCollahuasiプロジェクトが引き続き好業績で銅生産量が16％増加し、Los Broncesにおいて継続中の水の制約によるマイナスの影響を部分的に相殺した。南アにおける新型コロナウイルス肺炎によるロックダウン開始の影響は、2020年第1四半期の生産量においては約2％に留まったが、製錬PGMの生産量は転炉工場の停止により大幅に減少した。