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ペルー:政府、2020年5月からの鉱業を含む経済活動再開計画案を発表
2020年4月29日、Vizcarra大統領は、現在ペルー経済はCOVID-19に係る国家緊急事態令下において50%の活動状況にあるとしつつ、経済活動が半減した状況を持続することは不可能であるとし、段階的な経済活動の再開に着手しなければならないと述べた。
さらに、5月から8月まで、1か月ごとに経済活動を約10%ずつ再開させていき、9月までに国内経済を90%の活動状況とする方針を明らかにした。
本件に関して、政府の専門家が鉱業を含む各セクターの再開について取りまとめた「経済再生計画」が間もなく保健省に提出される見通しとなっている。「経済再生計画」の概要は以下の通り。なお本計画は保健省による承認を得た後、さらにセクター別の委員会に送付され、調整・実行される計画となっている。
<第1フェーズ(5月)>
・鉱業:大規模鉱山(露天掘り)、非金属鉱産物
・その他:基礎的な化学製品、肥料、製紙、繊維・縫製、重機、通信セクターなど
<第2フェーズ(6月)>
・鉱業:大規模鉱山(坑内掘り)、中規模鉱山(露天掘り)、探鉱活動(キャンプあり)
・その他:製紙、印刷、国内航空、国内の長距離陸路交通など
<第3フェーズ(7月)>
・鉱業:中規模鉱山(坑内掘り)、探鉱活動(キャンプ無し)
・その他:国際航空便、卸や小売業全般など
<第4フェーズ(8月)>
・鉱業:その他の鉱業活動
・その他:タバコ生産、観光地、コンベンション、見本市など
