ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金
PNG:St Barbara社、Simberi硫化鉱処理プロジェクトのPFSを更新
2020年5月6日付けの地元メディアによると、豪St Barbara社はPNGで操業するSimberi金鉱山における硫化鉱処理プロジェクトのPFS更新結果を発表した。今回のPFSにおいては、マインライフは2035年度までとし、埋蔵量(純分)と13年間の金生産量は共に1.8百万oz(約60t)と、前回(2016年)のPFSにおける評価(埋蔵量(純分)1.3百万oz、金生産量1.0百万oz)から上方修正された。CAPEXは130~150mUS$と試算され、前回予測の100mUS$から増加したが、St Barbara社は同社がSimberi島にある空港や発電所など既存インフラを使用することで最小限に抑えられたとしている。また、AISCは920US$/ozと試算され、前回PFSにおける960US$/ozから改善された。St Barbara社は本プロジェクトの次段階として、2020年12月までにFSと環境社会影響調査(ESIA)を完了する見通しであるとしている。