閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
PGM(白金族)
2020年5月21日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:労働組合、鉱山労働者全員を対象とした検査の導入を要請

 2020年5月18日付けメディアによると、南ア労働組合AMCU(鉱山労働者・建設組合連合)は、先のImplats社Marula PGM鉱山において新型コロナウイルス感染が事前の検査にて確認されたことを受けて、作業開始前には鉱山労働者全員の検査を義務付けるべきとした。Marula鉱山の例のように、感染しても無症状のケースが見られ、スクリーニングの上での検査だけでは不十分とする。鉱物資源エネルギー省は新型コロナウイルス感染の管理基準の見直しを進めており、5月14日までドラフトに対するバブリックコメントの公募を行っていた。このドラフトの中には、操業再開に伴う全職員の検査までは記載されていない。

ページトップへ