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豪:2020年4月におけるコモディティ輸出額が前月比12%減、金輸出額の大幅減が響く
2020年5月26日付けの地元メディアによると、2020年4月における豪州のコモディティ輸出額は31.4bA$と前月から4bA$(12%)減となったことが、豪州統計局(ABS)の速報で明らかになった。ABSはこの減少について、非通貨金の輸出額が前月比で1.7bA$(47%)減の1.9bA$となったことが大きく影響したものであるとし、非通貨金の輸出額が低下したことについては、前月に急増した英国や香港への輸出額が低下したことにあるとしている。また、鉄鉱石を含む金属鉱物や金属スクラップの輸出額は前月比で456mA$(4%)減の11bA$、石炭が前月比412mA$(8%)減の4.7bA$、天然ガスが前月比198mA$(4.3%)減の4.5bA$となった。その一方でABSは、豪州の資源コモディティに対する需要はアジアにおける鉄鉱石需要を中心に、大半において堅調を維持していると分析している。