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加:Osisko Metals社がPine Point亜鉛・鉛プロジェクトのPEAを公開、大規模な操業を見込む
加Osisko Metals社は、NT準州で保有するPine Point亜鉛・鉛プロジェクトの予備的経済性評価(Preliminary Economic Assessment, PEA)を公表した。
それによるとマインライフ10年、生産量は年間平均で亜鉛148千tと鉛65千tとなっている。製錬費や輸送費、ロイヤルティを含むキャッシュコストは亜鉛換算で0.67US$/lbである。初期投資額が約555.7mC$、割引率8%、亜鉛価格1.15US$/lb、鉛価格0.95$US$/lbとした税引き後NPVは500mC$、IRRは29.6%であった。
同社会長兼CEOのRobert Wares氏は「亜鉛だけで見た場合、Pine Pointプロジェクトは米州で第4位、世界で第9位の亜鉛・鉛の生産量を誇る低コスト鉱山となる可能性を秘めており、生産される亜鉛精鉱は極めてクリーンで高品位である。」としている。
またOsisko社は同プロジェクトの資源量を更新し、それによると概測資源量は12.9百万tで平均品位:Zn4.56%、Pb1.73%(亜鉛換算品位6.29%)で、予想資源量は37.6百万tで平均品位:Zn4.89%、Pb1.9%(亜鉛換算品位6.8%)となっている。