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ロシア:Berezitovy rudnik社、露天掘りによる2020年の金鉱石採掘量は2倍以上に
2020年6月16日付けの地元報道等によると、Berezitovy rudnik社(Nordgold社傘下)は2020年、露天掘りによる金鉱石採掘量を2倍以上の580千tに拡大する予定である。
露天採掘の増加は、前年の剝土作業投資により月間約50万m3の廃石が採鉱場から搬出されたことで可能となった。また、採鉱場北部は2021年の金鉱石採掘に向けて準備中であり、年内に剝土作業が行われる。
Berezitovy rudnik社は、Berezitovoe金・多金属鉱床(アムール州Tynda地区)を開発している。同鉱床はSkovorodino鉄道駅から130kmの場所に位置し、2007年に開発が開始された。Berezitovy rudnik社の2019年の金生産量は1.7t(前年比24%増)であった。生産増加の背景には、坑内掘りによる試験採掘の開始がある。また、同社の2020年1~5月の金生産量は770.7kg(前年同期比4.3%増)だった。
