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豪:豪連邦政府、国内の地質データを無償で提供するオンラインデータポータルを開設
2020年7月8日付けのメディアによると、豪連邦政府は、豪州地質調査所(Geoscience Australia)が主導し、同政府が総額225mA$を支出する鉱物資源探鉱プログラム「Exploring for the Future(EFTF)」において、豪州国内の地質データを提供するオンラインデータポータルを開設した。同ポータルは250件に及ぶ地質データを無償で提供しており、この中には2016~2020年に連邦政府がNT準州とのパートナーシップによって、豪州北部の3百万km2以上の範囲にて収集した地球物理データや地球化学データも含まれる。また、同ポータルはEconomic Fairways Mapperなど、企業が経済性評価を行う際に役立つ豪州国内の遠隔地に賦存する鉱物資源に関する評価及び分析ツールも備えている。豪連邦Keith Pitt資源大臣は「EFTFに基づくデータは以前より探鉱企業の投資判断に利用されており、同プログラムの重点地域で探鉱ライセンスを取得した企業13社のうち10社がこれらのデータが投資決定に役立ったと表明している。」と述べた。
