メキシコ：加Discovery Metals社、Cordero多金属プロジェクトの最新調査結果を発表

　2020年7月20日付け地元紙は、加Discovery Metals社が、Cordero多金属プロジェクトで実施した計8孔のボーリング調査結果を次のとおり報じた。Todos Santos鉱脈において、147.0m以深の5.3m間で銀換算品位653g/t（Ag 225g/t、Au 0.27g/t、Pb 5.1％、Zn 5.5％）が、うち1.4m間で銀換算品位1,907g/t（Ag 700g/t、Au 0.74g/t、Pb 16.1％、Zn 14％）が捕捉された。また、Parcionera鉱脈では149.8m以深の1.5m間で銀換算品位1,119g/t（Ag 489g/t、Au 0.82g/t、Pb 2.9％、Zn 11.1％）が捕捉された。今回の調査は2019年9月に開始したボーリング計画のフェーズ1の一部であり、総延長は当初の35,000mから55,000mに拡大されている。同社CEOは、プロジェクトの北東部に広くバルクマイニング型の鉱化帯が認められているほか、これまで見過ごされていた高品位鉱脈の解釈が進展し、Todos Santos鉱脈とParcionera鉱脈の走向延長は1.5km以上と確認され、現在は両鉱脈の走行延長と深度を把握するため2台目の試錐リグを投入していると述べた。