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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年8月20日 モスクワ 秋月悠也

ロシア:Sibir-Polymetally社のKorbalikhinskoe多金属鉱床開発に税優遇措置適用へ

 2020年8月10日付けの地元報道等によると、Sibir-Polymetally社(UMMC社傘下のChelyabinsk Zinc Plantが所有)とアルタイ地方産業エネルギー省は協定を締結し、同社のKorbalikhinskoe多金属鉱床開発に対し、税優遇措置(最大40mRUBの法人資産税補助金)が適用されることになった。
 Korbalikhinsy鉱山はアルタイ地方Zmeinogorsk地区に位置し、ロシア最大の多金属鉱床の坑内採掘開発が可能である。鉱床の鉱石埋蔵量は26百万tで、高品位の亜鉛の他、銅、鉛、金、銀が含まれる。鉱床は最大1.3千mの深度に位置する。
 Sibir-Polymetally社は、2050年までにアルタイ地方における自社生産活動に約44bRUB(ロシア・ルーブル)を投じる予定で、うち半分以上を2024年までに投資する。同社は既存のZarechenkoe、Korbalikhinskoe及びStepnoe鉱床の開発に加え、新規鉱床(Talovskoe鉱床等)の開発を行う。

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