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コロンビア:Santurban高山気候(パラモ)地帯付近での鉱業プロジェクトに対し訴訟
2020年9月2日付け地元紙によると、Santurban高山気候地帯保護委員会は、国、環境省、国家環境ライセンス庁(ANLA)、Bucaramanga高地保護地方自治公社(CDMB)、Minera de Santander(Minesa)社に対する集団訴訟を起こした。
同委員会のHernan Morantes氏は、環境と水に対する集団の権利を守るためには、国政府とMinesa社に対して集団訴訟を起こすしかないとし、訴訟の目的は、Santurbanアンデス高地の森林地帯における大規模鉱業活動を即時に停止することであり、試掘段階であっても水資源に既に悪影響が発生していると述べた。
これに対しMinesa社は、訴状の内容をまだ知らないが、調査で明らかなように、パラモ地帯に悪影響はないと説明している。
同社は、Santurbanのパラモ地帯の隣接地域で9百万ozの金の採掘が期待されるプロジェクトを行うため、現在ANLAに対して環境ライセンスを申請中である。