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中国:テスラへの供給業者である寧徳時代(CATL)は長安自動車と戦略的提携協議を締結
現地報道によると、テスラ社への供給業者でリチウムイオン電池(LIB)メーカーである寧徳時代(CATL)は、長安自動車と戦略的提携協議を締結した。CATLによると、両社による戦略的提携協定を締結することによって、インテリジェント・コネクテッド電気自動車とスマートエネルギーエコロジーの分野で長期的な協力関係を深め、国内の新エネルギー車業界における環境配慮型システムの構築及び成長を共に促進する。
寧徳時代はこれまでもテスラとの連携合意時に注目を集め、2020年2月には同社と2020年7月~2022年6月までの2年に亘りバッテリーの供給契約を交わしている。当該契約に基づき、寧徳時代はテスラの上海工場にて生産されたModel 3に対しバッテリーを供給する予定。また、100万マイル(約160万km)走行可能なバッテリーの共同生産も行っており、電気自動車の走行可能距離を拡大できるとしている。2020年8月末にCATLが発表した2020年の中間報告書によれば、2020年上半期、工業情報化部から3,900台余りの新エネルギー車の目録が公表され、そのうちCATL産の駆動用バッテリーを搭載したモデルは2,000台余りで、約51%を占め、駆動用バッテリーの搭載数が最も多いバッテリーメーカーとなった。
