閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2020年10月5日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:2020年7月の鉱物生産が好調

 2020年10月1日付け報道によると、2020年7月の国内鉱物生産量は対前年同期比6.3%増加し、2018年1月以降最大となったほか、銀および銅生産量はCOVID-19感染拡大以前の水準を超える結果となった。鉱種別では銀生産量が最も増加し363.9t(11.7百万oz)で対前年同期比29.9%増となり、2017年12月以降最大値に達した。また、鉛15,139t(同29.4%増)、銅44,120t(同12.3%増、1980年以降統計第3位)、亜鉛20,078t(同7.5%増)と好調な結果であった。一方金は5,798kgで対前年同期比7.4%減少したものの、2020年4月の3,349kgから回復した。生産量増加には2020年2月に生産を開始したMinera Capela多金属鉱山や長年のストライキを経て操業を再開したSan Martín多金属鉱山のほか、2019年に長期抗議活動で影響を受けたPeñasquito多金属鉱山の生産再開が貢献した。

ページトップへ